ガン専門内科/蔵前小島クリニック ガン治療例。症例と写真をもとにガン細胞の縮小から消失までの過程を解説

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ガンの治療例


原発性肝癌 [ 糖尿病(インシュリン注射)/ C型肝炎/ 肝硬変 ]

A.Yさん 46歳 男性。

2000年頃、C型肝炎の指摘を受け、某県の日赤病院で治療を受けていた。
2005年10月に門脈近位に肝癌の転移巣がみつかり、ラジオ波や塞栓術を受ける。カテーテル治療を5回某県の病院で受けるも、2005年1月、4月、8月、10月とTAEを施行するも、12月肝両葉に再発を認め、門脈に対しリザーバー放射線治療を受けるも、又再発転移(S8)が多いため2006年2月当院を受診される。



来院時、腹水も著明であり、血小板4.3万、白血球数3000、赤血球数315万、ヘモグロビン11.0g/dLと貧血も強く、肝機能AST(GOT)127、ALT(GPT)170、α-GT(α-GTP)250、TTT12.7、ZTT21.3といづれも、肝機能障害が強いため、腹部エコー及び相当の注意をはかりながら、腹水の部位及び肝臓の部位(近位)に、大量投与を施行開始。(局所注入療法)
週一回の外来通院のみで、治療後2週間頃より通院に往復6時間以上かかるも、疲労感を訴える事がなくなり、食欲不振も改善させる。
血糖値425r/dLのためインシュリン治療は継続する。
治療開始1ヶ月半後では、腹水が少量しか存在せず、時折出現する腹痛に対しては、坐薬も使用していない。
治療2ヶ月では、さらに腹痛の頬度は軽減し、下肢の浮腫も消失した。
先程のべた様に、治療2ヶ月で、血小板数も4.3万→7.4万に増加する。
しかもCEA(腫瘍マーカー)は3.3と正常値である。ただしαFPは、1690と高値である
治療4ヶ月半では、一時黄疸が出現したため、大量投与(週2回)に変更したが、ビリルビンは1.7r/dL→1.4r/dLに軽減した。
この様な、2005年1月、4月、8月、10月にTAEを受けるも(某県の病院で)同年12月には、肝両葉に転移し再発がみられた症例である。
原発性肝癌(ヘパトーマ)C型肝炎、肝硬変(合併)の患者でも(stageW)週2回の外来通院で、良好な結果が得られた。